室内射撃場

前回、警察で銃の確認をしてもらった時もそうでしたが、担当の方は、しきりに「練習してくださいね」と言っていました。
鉄砲の方も、スコープが付いているんですが、鉄砲屋さんでボアサイターと言う装置でスコープの左右の調整をしただけで、
実際のスコープ調整は実射でして下さい。とう言うコトなんで、「射撃場に行かんとな〜」と思っていたんですが、
意外な事実が判明しました。


どこで練習するのよエアライフル?

狩猟試験の時に、偶然知り合った人の中に「うっちゃん」と言う方が居ました。この方、近所に住んでいるコトもあって、
試験後もお付き合いがありました。で、この「うっちゃん」ですが、既にクレー射撃なんかをしています。
更に、狩猟に使える4.5mmの空気銃(ダイアナ)も持っています。そう言った訳で鉄砲に関しては、私よ
りも先輩と言うコトで色々聞いて見ましたが・・・!、なんと、京都近郊の野外の射撃場では、許可の関係上、
空気銃の使用は出来ないと言うコトでした・・・ショック!しかし、豆鉄砲の住んでいるトコには、10Mの室内競技射撃場
と言うのがあるんで、ソコで出来るし、「うっちゃん」自身も、ちょくちょく通っていると言うコトでした。
10Mと言う距離は、狩猟用のエアライフルには短すぎますが、撃てる場所がソコしか無い以上、仕方なく豆鉄砲と「うっちゃん」
の休みが合った時に行く事になりました。


室内射撃場

二人の休日が合った平日(←ココがミソです)に、鉄砲を持って、射撃場へ・・・、豆鉄砲、イッパイ撃つつもりで、
片手にはハンドポンプを持参していました(笑)。
受付で銃の所持許可証を提示し、書類などに書き込んで、イザ射撃場へ・・・当然、平日の昼間なんで貸し切りの状態(笑)
、狙い通りの状況です。的紙をセットして10M先を覗と・・・ピントが合わない!豆鉄砲の買ったスコープは予算の関係上、
フロントフォーカスとかAOリングと言った高級な物は付いていません・・・仕方無いので、倍率を3倍にして、ナントカ標的を見ると
・・・小さい・・・しかも見えん・・・!でも、撃たない訳にもいかないので、とりあえず一発撃ちました・・・
しかし、的紙に当たっているのかも解りません、とりあえず、エアライフルの場合、グルーピングを確かめるのに数発
打ち込む必要があるそうなんで、5発撃ってみました。で、的紙を回収してみると、中心から2〜3cm右下に弾痕が固まっていました。
S410さすがです、素人が撃ってもこのグルーピング!買って良かった〜(笑)
そこで、左右のズレを調整する為、クリック(スコープの)を動かして、再度5発打ち込みました・・・
ほぼセンターに弾痕は集中していますが、場所は中心の2〜3cm下になっています。左右が合ってくれれば、上下に関しては、
何mでゼロインするかによって、10mでの弾痕が違ってくるので、とりあえずこのままにておきました。


兆弾

射撃場に来て、今までで10発打ち込んだんですが、豆鉄砲あるコトに気が付きました・・・それは、着弾音が違っていると言うコトです。
最初は「バシ」、「バシ」だったんですが、段々「バキ」、「ベシ」と言う音に変わって来たコトでした。
横で撃っている「うっちゃん」の音を聞いてると「バシ」、「バシ」だったんで、気になって的紙の後にある、45度の角度でセットされた
塩ビ板のような物をチェックしてみました(貸し切り状態なんで、結構気楽にこう言うコトが出来ます)で、
板をチェックすると・・・えぐれてます(汗)
隣で撃ってる「うっちゃん」の板は全然問題ありません。どうも、このまま撃ち続けたら危ないかな〜?とも思いましが、
まぁ、大丈夫だろうと、そのまま撃ち続けるコトに・・・しかし、10発を超えた辺りで、決定的な着弾音が響きました・・・
「バッシ〜ン!」
豆鉄砲、内心ヤバイな(汗)と思いましたが、更に射撃を続けるコトにすると、撃った弾が床を転がって、
足元に到達し始めました・・・(汗)
しかし、ソレも無視して続けると決定的異変が起きました。弾が床上30cm程を飛んだ状態でコッチに帰ってきます・・・(汗)
コレを世間一般では、兆弾と呼ぶらしいです・・・極めて危険な状況です(笑)。
この時点で豆鉄砲のココでの射撃意欲は無くなりました。
後は「うっちゃん」の射撃を後で見るコトに決めると、係員が血相を変えて飛び込んできました・・・。

係 :係員  豆:豆鉄砲  う:うっちゃん

係 「あの〜、この銃で、ココでの射撃はご遠慮ねがいますか(豆鉄砲のS410を見ています)」

豆 「ええ、もう撃つの止めたんです、兆弾したんで・・・」

う 「撃っちゃ、ダメなのこの銃?」

係 「ええ、一応、4.5mmの競技用の銃の使用を前提に設計してあるんで・・・」

係 「特に、S410のようなハイパワーな銃の場合、お断りさせてもらっているんです」

う 「そうだったの?」

係 「受付の者があまり事情を知らない者でしたんで、すいませんね」

豆 「いえ、こっちこそ、すいません」

後は、「うっちゃん」が満足するまで撃った後、お帰りとなりました・・・(笑)


結論

どうやら、10M射撃場も締め出されました・・・ハイパワーな銃故の贅沢な悩みだな〜って、ど〜すんだよ!(笑)
こりゃ、日光まで行かないとダメかな〜、どうやら、エアライフルの設備に関しては、西低東高の傾向にあるようです。