個人輸入
 
ネットで、海の向こうの銃関係のモノを見ていると、種類は多いし、値段は安いんで、
イイな〜って思ったりするんですが・・・以外と簡単なんですよね、個人輸入。
そんな訳で今回は個人輸入についてのお話です。
 
必要なモノ
 
海外からモノを買った人はご存知と思いますが、海の向こうからモノを買う時には、クレジットカードが必要です。
で、必要なモノはこれだけ、後は自分の名前と住所がローマ字で書けて、少し(中学生程度)の英語が分かれは、十分です。
サイト内の英語については、翻訳ソフトや、検索サイトの翻訳サービスを使えば、大体のコトは解ります。
 
ドコから買うの?
 
普通、海外から銃関係のモノを買おうと思うと、真っ先に思い浮かぶのはアメリカですが、
今回は、更に海の向こうのエゲレスに焦点を当てました。
理由は2つで、
1つ目、エゲレスはエアライフルの本場、
2つ目、アメリカからの輸入は、911テロ以降、更に面倒なコトになったと言う噂を聞いた為です。
ただ、豆知識にも書いたように、エゲレスの通貨単位はポンドなんで、その辺りの注意が必要です。
 
始めの一歩
 
一番最初の銃関係の輸入はスコープでした。豆鉄砲が最初に使っていたスコープは、TFC純正の16000円のスコープでした。
しかし、ネットを見ていると、ミルドットレチクルのスコープを買った方なんかも居まして・・・欲しいじゃないですか、
ミルドット(笑)で、スコープと言ったらリューポルドな訳でして、お値段を調べると・・・90000円はします、高すぎです。
そう言うコトで、とあるサイトの管理人さんが買ったのと同じスコープを買うコトに、お値段も、
レンズフード込みで100ポンド以下でとってもリーズナブル、買ったのは、エゲレスのdebenと言うトコでした。
実際に買ってみると更に値引きもされてたりして、尚、お買い得でした。
ただ、日本に入ってくる時、関税が掛かりました(800円程度)
 
勉強になった2歩目
 
スコープと同時期にペレットの輸入も始動するコトに、手始めにバラクーダマッチから始めました。
この弾は不思議のコトに03/07現在、アメリカでもエゲレスでも安売りをしています。
でも、日本は関係なく国内価格2300円で売られています(笑)。
ちなみに、豆鉄砲が見たエゲレスのサイトでは、1缶5ポンド以下がほとんどでした。
ホントはスコープを買ったdebenで一緒に買いたかったんですが、ペレットの取扱は無いようでして・・・。
そこで、某サイトを参考に、とあるエゲレスのお店のサイトを覗きました。
ここから注意すべき点は、輸出を行っているかどうかと言う点です。
しかし、この某エゲレスのサイト、サッパリ判りません・・・そんな訳で「まぁ〜いいや」と言うお気楽な気持ちで、
オンラインショッピングで、バラクーダ5.5mmを5缶購入するコトにしました。
ただ、豆サイトで以前取り上げたように、バラクーダマッチには、5.51と5.52の2つのサイズがありますが、
購入する弾が、5.51か5.52かは、手元に届くまでは判りません(笑)
まぁ、こう言うサイトを運営している以上、ある程度、皆様の為の人柱として買って見ましたが、その30分後・・・ヤバイです、
やっと輸出に関するページを発見したんですが、どうも輸出はしていません(汗)。
どうなるんでしょう・・・カード番号も入力しているし、最悪はモノは到着せずに、お金だけ持っていかれる可能性が・・・
ど〜しよう、ど〜しよう、最悪はカード会社に泣きつこうとしていたら、メールが来ました、内容は以下の通り
 
WE DO NOT EXPORT GOODS - sorry we cannot help you.(ウチら輸出はしないのよね〜、ゴメンね役に立てなくて)
 
助かりました、いや〜、一時はどうなるかと思いましたが、セーフです(笑)
それではと、別のエゲレスのサイトにアクセスしました。
今度は前回の失敗を生かして、輸出に関するコトを調べようと思ったらサイト上に
 
Export Customers Click Here
 
とありまして、そのページを見てみると、問題なく輸出はしてくれるようです。
ただ、一部政情不安な国には輸出をしていないようですが、日本に住む豆鉄砲には関係ない話、早速注文すると、
さっき注文したサイトより、更にお値段も安くなっています(笑)
そう言う訳で、バラクーダのペレット5缶を購入するコトになりました。
お値段は5缶で16ポンド(1缶3.2ポンド)サイズは毎度のコトながら不明です。
注文が完了すると、メールで「お買い上げありがとうございます」みたいなメールがやってきます。
後は、日本に到着するのを待つだけだったんですが、2〜3日後こんなメールがやってきました。
 
Dear Sir
The postage to Japan for 5 tins of pellets will be very expensive, The
parcel will weigh 1kg which costs #22. Please tell us if you agree to this
(ペレットを日本に送るのにはお金掛かるんたよね〜、なんせ1キロもあるんで22ポンドはかかるけど、送ってイイがどうか返事して)
 
え゛っ?、コレって買ったモノの金額より、送料の方が高いじゃん!(笑)。
ただ、送料を含めてコストを計算(1ポンド=200円換算)しても、1缶1520円です。
国内価格2300円なんで780円もお得です。そう言う訳で、返事をしました。
 
I agree with you(アンタに同意するよ)
 
とレスしました。
ただ、他の人に聞いたら、基本的な答えは間違ってないけど、この場合は文の前が後に
please send me」を入れるとイイよ〜ってご指導頂きました。
そう言う訳で、2週間が経過しました。
ペレット1000発なんで、税関から何らかの問い合わせがあると思ったんですが・・・素直に到着しました、
イイのかホントに(笑)で、肝心のペレットのサイズですが、厳重な梱包を引き剥がし(この梱包がスゴイんです、
まずペレットの缶をエアシール、通称プチプチで1つづつ包み、ソレを5個テープで1つにして、
さらにエアシールで包む)確認すると・・・5.52です、勝利宣言です(笑)こうして、豆鉄砲は1000発のペレットを手に入れました。
 
調子付いた3歩目
 
こうして、気を良くした豆鉄砲は個人輸入を更に進めるコトに、
お次は、ガンチャージユニット(ダイビングタンクからチャージするヤツ)です、コレは国内で25000円の代物ですが、
ペレットを買ったトコでは49.95ポンドなんで、200円換算で10000円!輸入するしかありません(笑)
あと、ガンチャージに付ける、コネクターも24.95ポンドで、同じ換算で5000円です、
コッチはちょいと高いですが、ガンチャージが安く買えるんで、問題無しです。
あとは、ペレットなんですが・・・バラクーダが5.52でアノ値段なら安いじゃないですか・・・で、
今回は1200発購入を決めて、更にAAフィールドの5.52も1箱5.9ポンド=1200円なんで、1000発分買いました、
ペレットだけで2200発です(笑)で、以上4点105ポンド分=21000円を購入をしたんですが、
ペレットをこんなに買ったんで、送料もソコソコ有るだろうな〜と考えていると、送料について、目を疑うメールが来ました、
その送料は・・・93ポンド=18000円!もう、笑うしか有りません・・・
しかし、気を取り直して、国内価格との差を計算しました。ガンチャージが25000円、コネクターが4000円、AAフィールドが3500円、
バラクーダが2300円で計算すると、国内調達価格は50000円です。
で肝心のポンドの価格は199ポンドだったんで、40000円です・・・送料が高くても、国内調達より、1万は安い!ラッキーです。
そんな訳で、ウキウキしながらエゲレスからの荷物を待ったんですが、2週間経っても荷物が来ません。
で、とりあえず、注文がしっかりと処理されているかどうか、確認する為にメールをするコトにしました。
文面は以下の通り
 
Dir sir
Although two weeks have passed after ordering goods, the load has not
arrived. Now, is it in what processing state? Or is dispatch already ended?
(注文から2週間が経過してるけど、荷物が届かないのよね、どうなってるの、それとも出荷済み?)
 
この文章を見てると、「豆鉄砲は英語使えるんだ〜」って思う人も居るでしょうが、実のトコロは、
検索サイトの翻訳サービスを使っただけです(笑)で、そんなメールを送って数日後、メールが来まして、
なんでも、「ガンチャージが入荷するのを待ってたんだよね〜、荷物は送ったからね、ゴメンね〜」って言うメールが来ました。
豆鉄砲が購入したこのお店、結構親切に対応してくれました。
 
それから数日後、荷物が到着しました。弾が2200発もあるのに今回も税関はフリーパス(ホントにイイのか?)で、
いそいそと荷物を解いて、確認です、ガンチャージは問題なく使えました。コネクターも同様です。
バラクーダは今回も5.52mmです。で、最後にAAフィールドを確認すると・・・コレは注文する時に5.51と5.52があったんで、
5.52を買ったんですが、箱の裏のシールには・・・5.51って書いてます!・・・最後にこんなオチがあるとは・・・(泣)
コレが国内なら「返品ぢゃ!」となるんですが、相手がエゲレスなんで、送料が掛かりすぎます、
ココはコッチで泣いとくと言うコトにしました。
 
ここまでのまとめ

個人輸入のハードルって、実際にやってみると、意外と簡単でした。
ただ言葉と為替の壁がありますし、今回のAAフィールドのようなトラブルもあります。
最終的には、全て自己責任で行うしか有りません。
じゃあ、豆鉄砲は今後、個人輸入を続けるの?と聞かれれば、多分続けると答えます。
だって、税関がペレット何発から足止めを行うか知りたいじゃないですか、次回は3000発に挑戦です(笑)