コーティング処理

前回のペレットの相性にも、2つの説があったように、エアライフルの銃身のお掃除に関しても、2つの説が・・・(笑)
「掃除なんぞエアライフルには必要ない!」「エアライフルにもお掃除は必要だ!」って言う説です。
お掃除必要派の推奨する掃除サイクルは、大体ペレット500発で1回となっていますが・・・。
しかし、このお掃除に関しては全くの不明な領域です。
一方、掃除不要論者が主張するのは、ペレットにはグラファイトがまぶしてあるので、銃身には鉛は付着しない、
よって不必要な掃除は必要ないのだ!偶に、グラファイトコートをしていないペレットがあるが、
アレには、グラファイトと同じ効能を持つ透明なモノが処理されている大丈夫と言う話でした・・・。

さぁ、どっちを信じるべきか・・・迷います(笑)
しかも、持っている資料には、エアライフルの銃身は柔らかいので、ブラシを使うと一発で銃身がダメになったと言う
ケースが紹介されています・・・どうしろと言うのですかお掃除は・・・(笑)

しかし、世の中には、チャレンジャーが居るもので・・・S410を3000発以上、クリーニング無しで打ち続けて
別段問題の無いケースも・・・ますます深みにはまります。ホントにクリーニングって必要か?


打開策 その1

豆鉄砲は最初に鉄砲を所持するぞ〜!って考えていた時から、ある処理を銃身にしようと思っていました。
それは・・・マイクロロンと言う、エンジンのコーティング剤です。
このマイクロロンの説明書には、もともと、所持していた小口径高速ライフルの銃身の寿命があんまりにも短かったんで、
ナントカならんかな〜と言うコトで開発されたそうで・・・おかげで銃身の寿命は飛躍的に延びたと書いてあります。
で、このマイクロロンを作った人が車にも使ってみたらいい結果が出たと言うコトで、車のエンジンのコーティング剤と
して売り出したそうなんですが・・・現在、ネットの車関係のサイトでは、
この効能を否定するサイトもありまして・・・、更に鉄砲関係の掲示板では、「やめたほうがイイと思うよ〜」と言う
意見が大半を占めています。マイクロロンも1缶、1万円を超えるので早々にマイクロロンコーティングは消えて行きました(笑)


打開策 その2

次に目を付けたのが、モリブデンコートです。コレは実際にスラッグ射撃で使っている方が居るそうで、
どうも銃身と弾にコーティングをするらしく結構、好結果を出しているそうです。
で、お値段はどんなモンかな・・・って調べると1本1万円を超えています(汗)
1万を超えるコーティング剤を買っても結果がどうなるかが解りません・・・しかも、お財布は「アホかこのボケが!」
と申しています(笑)そう言うコトでモリブデンコートも彼方に消えて行きました(笑)。


打開策 その3

完全にコーティングの世界は行き詰まりました・・・豆鉄砲の前には、大きな壁が立ちふさがっています。
しかし、手元にある「AA フィールド弾」の色はどう考えてもグラファイトの処理をしているようには見えません・・・。
多分、別の種類のコーティングをしているハズなんですか・・・。
そんな時、ウェッブ上で、ある情報を目にしました。それは・・・鉛筆によるコーティングでした。
なんでも、電気系統の接点処理や掏り合わせ部分に使うと、最小限のコストで、最大の効果が得られると言うモノでした。
そのサイトは現在閉塞中ですが、そこでは「コンタクトZ」と言う名前で呼ばれていました。
じつは、この「コンタクトZ」と言うのは鉛筆のコトなんですが・・・その時、閃きました。
鉛筆=グラファイトじゃないか?さっそく、ネットで検索をしてみました・・・。ありました、多少の違いは有っても、
本質的に一緒のようです(笑)そう言う訳で、早速、弾を取り出して、鉛筆で表面を塗りつぶす事に・・・ダメです、
出来ません(笑)仕方ないので、別の方向からのアプローチと言うコトで、フィルムケースに弾を半分程入れて、
鉛筆の芯をナイフで削って粉にして、フィルムケースの中へ・・・量は耳掻き1〜2杯分です。
で、このフィルムケースをコロコロ転がして(シェイクするとスカート部が変形するので)中を見ると・・・
上手く行っているようです。弾の表面は、まだ銀色をしていましたが、テレビを見ている時なんぞにコロコロやってると・・・
黒光りする強そうな弾に変わりました(笑)

そのまま/ 鉛筆コーティング



鉛筆の粉まぶしの実力

全く不明、気持ちの分だけのプラシーボ効果かも・・・実は、豆鉄砲は、クリーニング用品を持ってません(笑)
一応、鉛筆の粉の固体潤滑性能によって、銃身に鉛が着くのが、防げるかと思います。
あと、運が良ければ、初速も上がるのかも知れません。それに費用も激安です(笑)


ここまでのまとめ

鉛筆の粉まぶしの弾は現在も使っています。
今後、弾速計やクリーニング用品が手に入った時に、コレに関しては、もう一度、くわしく調査をしてみたいと思います。