猟場の開拓(2)

前回、猟場の開拓なんて言う、いかにも真面目にハンターがこうやって、猟場を見つけたんですよと言う
方法を紹介したんですが・・・実は、アレには、少々の偽りが有りまして・・・今回は懺悔を兼ねて、
その全てをゲロします(笑)


猟場探し
人に聞く

何せ、豆鉄砲は超初心者・・・獲物がドコに居るのか皆目見当も付きません。
だったら、鉄砲店なり、猟をしている人を探して教えてもらえばドウよ?
と言う話になるんですが・・・良く考えてみてください、自分が一生懸命見つけた猟場をドコの馬の骨とも
解らん人間に教える人が居るでしょうか・・・?多分と言うか、絶対に教えないと言うのがスジでしょう(笑)
この場合、豆鉄砲と猟場を知っている人の利害が一致する為にそう言う結果になる訳で・・・
利害が一致しない場合は、そんな情報が手に入るケースが有ると思います。
つまり、猟をしない一般の人から情報を仕入れれば良いと言うコト・・・早速、情報収集開始です。

その前に、おさらいです。豆鉄砲が狩猟の対象としている獲物は以下の4種でした。

1. 深山幽谷に住むヤマドリ
2. 里山に住むキジ
3. 水のある所に居るカモ類
4. ドコにでも居そうなキジバト

で、一般人が上記4種を見た場合の印象を推測してみましょう。

ヤマドリ そもそも深山幽谷に居るヤマドリなんで、一般人が見る訳有りません。
ハンターと、野鳥の会の人と、山登りの人、以外見た人は殆ど無いと思います。
そう言う訳で、情報の入手難易度は、かなり高めだと思います。

キジ コレは里山に居るトリなんで、ヤマドリと比べたら目撃者数は増えると思います。
おまけに、このトリは朝晩に鳴きます(笑)そう言う訳で、情報の入手難易度は・・・好感触なハズです。

カモ コレは水のあるトコに居ますので、河や池を散歩する人に目撃されやすそうです。
そう言う訳でコレも、情報の入手難易度は・・・好感触なハズです。

キジバト コレは問題です、豆鉄砲が、ドバトとキジバトの2種類が居るコトを知らなかったように、
一般人にとっては、ドバトもキジバトも同じハトです(笑)。
ただ、里山に居るハトは大抵キジバトだと思うので、この情報の入手難易度も・・・好感触としておきましょう(笑)

で、実際に話を聞いてみると・・・

実家が○○市にある友人
「キジ?どんな声で鳴くの・・・?あぁ、ケーンケーンか・・・、居るよ中学の頃、朝鳴くんで、メチャうるさかったよ」
「今はあんまり聞かないけど・・・でもおばあちゃんのトコなら今でも聞くよ」
豆鉄砲勝利宣言です(笑)
で、そのおばあちゃんの家の場所を聞くと・・・地図は赤い色で塗られていました(泣)
その後も片っ端から聞いたんですが・・・帰ってくる答えは以下のパターンに分類されました。

その1 「知らんな〜、そもそも○○って撃っていいの?」
その2 「知らんな〜、昔は見たけど、今は見ないね〜」

終いには・・・
「えっ?カモが居るトコ?そうだな・・・鴨川にいっぱい居るじゃんアレは?」←保護区だって言うのに・・・


最終手段

きれいに全滅となりました・・・もう、最後の手を使うしかありません・・・豆鉄砲はコンピューターに向かうと、
検索エンジンを呼び出しました・・・で、以下の検索ワードを入れました。
「野鳥の会 京都」
・・・有りました、バードウォッチャーから見れば、野鳥の分布図ですが、豆鉄砲からすれば獲物がドコに居るのかが
解ります。
しかし・・・ココも全滅・・・大抵の野鳥が見えるスポットは禁猟区となっており、禁猟区じゃ無いトコには、
非狩猟鳥獣が居ました。

結局、人からの情報は全くアテにならず・・・現在に至っておりますが・・・豆鉄砲
まだ諦めていません(笑)


ここまでのまとめ

獲物は自分の足で見つけましょう(笑)