キジ笛
狩猟免許を取ったヒトはご存知と思いますが、キジやヤマドリを獲るのには、キジ笛やテープレコーダーを使っちゃダメよって
言う決まりがありますが・・・、ナンで?と言うのが、狩猟免許の講習を受けたときの感想でした。ただ、
後から色々と調べると、キジ笛を使うとキジなんて簡単に獲れるらしいと言うコトが判明しました・・・使ってみて〜(笑)
しかし、そもそもキジ笛なんて狩猟には使用禁止なんで、売ってるのか?と思って雑誌「狩猟界」を眺めていると・・・
有りました「キジ笛」・・・一応、使用目的は生息調査用と書いてあります・・・が、お値段が4000円程度はしたと思います。
高すぎです、効果が有るかどうかも解らないそんなモンにそんな大金投入できません。
で、色々と調べていくうちに、猟期の終わる数日前にキジ笛の作り方が載っている本を発見しました・・・
(悪用防止の為、本のタイトルを知っている方はBBSに書き込みをしないように)で、話半分で作ってみました。(制作時間1時間)
ただ、狩猟シーズンに鉄砲とキジ笛を持って猟場をウロウロすれば、限りなく違反に近いと言うか反則だと思うので、
猟期が終わった後に猟場で使うコトにしました。
猟場の検証
よくよく考えてみれば、豆鉄砲が猟場として廻った場所が本当にキジの居る場所だったかの検証もコレで出来ます。
あと、猟場を探す場合も、キジ笛を使って、予め生息調査をして、場所をチェックしてシーズンを迎えれば猟果も期待出来るハズです。
てな訳で、まだ寒さの残る2月に鉄砲は冬眠に入っているので、キジ笛と地図を持って、キジの居そうな場所を廻るコトに・・・。
で、何箇所ヶ目でキジ笛を吹くと・・・「ドッドッドッドッ」と言う音が返ってきました・・・コレってヤマドリのドラミング?
なんでもヤマドリはキジと違って鳴かないそうで、その代わりにオスは翼で音を出すそうで、ソレがドラミングらしいんですが・・・
豆鉄砲はヤマドリのドラミングの音に関しては本以外の知識は無かったんですが、自然の中でこんな音を出すのはヤマドリと勝手に
決め付けて、何度かキジ笛を吹くと、ソレに呼応するようにドラミングが帰ってきます・・・マジかよ!
ただ、何度キジ笛を吹いても姿をみるコトは出来ませんでした。
このコトを、例の「うっちゃん」の家でキジ笛を見せながら話をすると「ウソでしょ〜ソレは(笑)」
と言うリアクションだったので、「うっちゃん」を引っ張って、ヤマドリのドラミングが帰ってきた場所に連れて行き、
実際に試すと・・・帰ってきますドラミング(笑)
二人で顔を見合わせるコトになりました。ただ、うっちゃんは、豆鉄砲が作ったキジ笛を見て
「こんなんでね〜信じられんな・・・」と呟いていました(笑)その後、キジ笛について調べて幾つかの情報が入ってきました。
キジ笛に関するアレコレ
1.キジ笛にはオスの笛とメスの笛が有るらしい
どうも笛に2種類あるようです。オスの鳴き声を出す笛は、オスに「縄張り荒らしやがって、ヤルかこの〜!」
と闘争心に火を付け、メスの鳴き声を出す笛は、オスに「アタシ、今、発情期なの、ドッカにイイ男居ないの〜?」
と全ての生物のオスの持つ悲しい性に火を付ける様で・・・ドッチにしても、間抜けなオスキジが現れるらしいです。
2.豆鉄砲が作った笛はメスの音を出す笛らしい
豆鉄砲が作ったキジ笛の音は、ヒヨコのピヨピヨと言う音に似た音を出します。吹き方にもそうしなさいとありました。
3.売っているキジ笛はオスの音を出す笛らしい
一度、販売しているキジ笛の音を聞きましたが、ラッパのような音でした。
もしかしたら、両方の笛とも、音の成分は同じモノかも知れませんが、サッパリ解りません。
4.メスの音を出す笛は繁殖シーズンに効果があるらしい(2月以降)
結局、キジ笛と言うのは、繁殖期の行動を利用しているようで、繁殖期を過ぎた後に効果が有るかどうかは不明です。
ここまでのまとめ
どの情報が正しくて、ドコが間違っているかは全くの不明なんですが・・・一応、キジ笛と呼ばれるモノで、
キジ・ヤマドリは呼べそうです。
ただ、豆鉄砲は何箇所かでキジ笛を吹いていますが、キジの反応はありません・・・この笛って、ヤマドリ用なのかな?
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