エアタンクについて
某先輩ページで、エアタンクに関する情報が公開されて少し凹んでいる豆です。
ええ、今回の内容は、某先輩ページと内容はほとんど似てますが、ボツネタにするのも勿体無いので、
アップします。
まぁ、情報が少ないエアライフルの世界ですから、少しでも情報が有った方かいいかと・・・
某氏「のんびり構えてたら、先越されたね(笑)」
豆鉄砲「アンタ、ダレよ?」
某氏「大体ね、原コー書くのが遅いのよ、コッチもデーター出すの遅かったけど」
豆鉄砲「あっ雄兄ぃさん!すいません、仕事が忙しくて・・・」
雄兄ぃ「どうすんの?やっぱボツにした方がいいんじゃないの?」
豆鉄砲「・・・まぁ、ネットの片隅で細々とやってるサイトなんで、パクリとか糾弾されるコトも
無いでしょ(笑)」
雄兄ぃ「しかし、カウンター見ればソコソコ廻ってるでしょ?」
豆鉄砲「まぁ、イザとなったら閉塞と言うコトで、ひとつ・・・ダメ?」
雄兄ぃ「まぁ、豆ちゃんがイイって言えばいいけど・・・じゃ、始めよか」
雄兄ぃと豆鉄砲のエアタンク談義
雄兄ぃ「それじゃ、タンクについてだけと、豆ちゃんは新品で買ったんだよね?」
豆鉄砲「そう、yahooのオークションで12リットルが29800円で出てたんだけど、躊躇している間に
31000円に値上げ・・・(泣)」
雄兄ぃ「ダメだよ、オイラ、タンクを買おうと思って、去年から値段のリサーチをしていたんだよ」
豆鉄砲「去年から!・・・」
雄兄ぃ「そう、で大体の中古タンクの価格の流れとしては5〜7月が底値みたいだね、
みんなこの時期に中古で売って、新品を買ってシーズンに入るみたい」
豆鉄砲「ナルホドね〜」
雄兄ぃ「豆ちゃんのタンクはメタリコンタンクだよね?」
豆鉄砲「ですよ、メタリコンの12リットル」
雄兄ぃ「あのね、メタリコンタンクって言っても、ソレは外側をコーティングしてるだけで、中は
コーティングしてないのよ」
豆鉄砲「そうなんだ〜」
雄兄ぃ「だから、海に潜るコトが無いエアライフルユーザーのタンクはメタリコンの必要はナイと
オイラは考えてる」
豆鉄砲「じゃあ、雄兄ぃさんが、オークションで落としたタンクはメタリコンじゃない?」
雄兄ぃ「そう、フツーのスチールタンク、検査が丸3年ついて22500円、安けりゃいいのよ(笑)」
豆鉄砲「タンクには、スチールとアルミが有りますよね、ドッチがいいの?」
雄兄ぃ「アルミタンクは、確かに軽くてイイみたいだけと、アルミは昔、各地で爆発事故が
あったりしてね・・・。 現在も流通しているけど、スチールに比べて検査が多いのよ、
バルブの検査は1年ごとで、耐圧は3年ごとだったと思う」
豆鉄砲「バルブの検査?」
雄兄ぃ「そう、アルミタンクはバルブの取り付け部分に腐食によってクラックが入るコトが多いらしいんだ。
で、1年ごとにバルブの取り付け部分について大丈夫かどうか検査をするらしいんだ。スチールは
耐圧検査だけだね」
豆鉄砲「みたいですね、タンク買うときダイビングをしている知り合いに聞いた時も同じような答えだった」
雄兄ぃ「ただ、スチールタンクを買っても、5年ごとに耐圧検査にパスしないと、タンクに充填はしてもらえない」
※1989年以前製造のスチールタンクについては、3年ごとの耐圧検査が必要だそうです
豆鉄砲「耐圧検査ってどの程度のコストが掛かるの?」
雄兄ぃ「持っていく場所にもよるみたいだね、ダイビングショップだと割高になるみたい、その点、
充填所に自分で持っていくと値段は多少安くなるようだね、コッチでは10000円が相場だね」
豆鉄砲「エアーの充填は?」
雄兄ぃ「コレも場所によってだね、ただ、充填はタンクの大きさと言うより、1回幾らって言う
価格設定みたいだね、コッチでは1000〜2000円前後みたいだね」
豆鉄砲「そう言えば、タンクって300気圧じゃなきゃ意味ナイって言う説がありますよね」
雄兄ぃ「よくぞ聞いてくれた!オイラもソレは気になってたんで、色々と調べたのよ」
豆鉄砲「と言うと?」
雄兄ぃ「当初、オイラも300気圧のタンクって思って、まず充填所を調べまくったんだよ・・・。
で解ったコトは、300気圧も充填出来るトコはオイラの近辺と言うか、住んでる県にはナイ!、
どうも近県の充填所に送るらしい」
豆鉄砲「えっ?無いんですか?」
雄兄ぃ「そう、そもそも300気圧のボンベって消防士が救助活動に使うらしいんだ。で各消防署には
300気圧を充填できる自前のコンプレッサーがあるみたいだけど、入れてくれる訳ないしね、
結局、遠方に送るしかナイ!」
豆鉄砲「そんな特殊なタンクだったんだ」
雄兄ぃ「そもそも、タンクの値段を考えてみなよ、これで何年使う?その間に何回、耐圧検査を受けて、
何回充填するのか・・・、全てのコストをその間の発射弾数で割ってみな、1発幾らなんだ?」
豆鉄砲「単純には解んないけど・・・200気圧のボンベよりも高いコトは決まりだね」
雄兄ぃ「それでね、300気圧のボンベで200気圧入れる時のリスクって考えたコトある?」
豆鉄砲「えっ?でも工業製品だし安全係数300%で設計しているだろうけど・・・たしか怖いね」
雄兄ぃ「それなんだよ、万がイチってコト」
豆鉄砲「なんでも、昔、大阪のダイビングショップでタンクが充填中に爆発して、ICBMみたいに
スッ飛んでいったトカ・・・マジ?」
雄兄ぃ「その話は知らないけど、200気圧のボンベに穴が空いたら、ブッ飛んでくだろうね。
もし爆発したら・・・死ぬね」
豆鉄砲「知り合いも同じコト言ってました、くれぐれも注意して下さいって」
雄兄ぃ「豆ちゃんも知っていると思うけど、S410には安全弁が付いているって話だけど、
こう言うモノは当てにしないに越したコトないしね」
豆鉄砲「多分、作動したらメーカー送りになるんでしょ、きっと(笑)」
雄兄ぃ「そもそも、S410の最高初速が出る圧力域は180〜160気圧前後なんだよね、確かに200気圧の
ボンベじゃ200気圧、銃に充填できないって意味は解るけど、そもそもS410に200気圧入れる
必要はナイのよ」
豆鉄砲「オイラも同じ考えです、もし200気圧必要なら、後は追加でハンドポンプを使いますよ、疲れるけど」
雄兄ぃ「そのハンドポンプだけど・・・、ビンボーなオイラがなんでエアタンク導入したのか知ってる?」
豆鉄砲「保険金が入ったトカ?(笑)」
雄兄ぃ「そう、保険金が・・・違うって!ハンドポンプがすぐに壊れたのよ・・・」
豆鉄砲「壊れる?オイラのハンドポンプって全く大丈夫ですけど」
雄兄ぃ「あのね、オイラの最初のポンプってFXのポンプが付いて来たのよ」
豆鉄砲「オイラのもFXのポンプでした」
雄兄ぃ「そう、でFXのポンプで半年で3000発分程度充填したんだけど、そのあたりでポンプがダメになった」
豆鉄砲「3000発・・・雄兄ぃってエアー始めたのオイラと同じ時期ですよね・・・(汗)」
雄兄ぃ「まぁ、サルにセ○ズリ教えたのと似たような・・・じゃなくって(汗)、具体的には、押しても
押しても、僅かづつしか圧が上がらなくなったのよ」
豆鉄砲「オイラのは今でもキッチリと圧上がります(笑)」
雄兄ぃ「で、ダメになったんでTFCに言って、交換してもらったんだよ、保証期間だったんで、
無料交換だったけど」
豆鉄砲「正規ユーザーの強味だ(笑)」
雄兄ぃ「その時期って言うのが、猟期直前の1週間前でね、頭ん中真っ白になったよ(笑)でもTFCに
電話したら、すぐに代替品を送ってくれたよ、アレには感謝だね。もし、コレが猟期中で並行品
だったら・・・」
豆鉄砲「話聞いてると、TFCはその辺のアフターケアはしっかりしてますよね。
オイラのS410のマガジンケースの破損もすぐに対応してくれた」
雄兄ぃ「だよね、ただ、交換してもらったFXポンプもその後、1500発程度から同じ症状が出始めて・・・
まだまだ使えると思うけど、最初より明らかに効率が落ちてるね」
豆鉄砲「ハンドポンプの寿命って結局3000発程度なの?」
雄兄ぃ「まぁ、ソレは個人差と言うか使い方次第らしいけど・・・豆ちゃん、ハンドポンプの価格知ってる?」
豆鉄砲「さぁ〜?海外の某サイトで189ドルだったけど・・・」
雄兄ぃ「国内価格45000円なんだよ、中古のエースハンターが買える!」
豆鉄砲「高いな〜」
雄兄ぃ「そうなんだよ、でコストやほかに色々考えて、タンク買った方が安いかな〜って思って
タンク買ったんだよ」
豆鉄砲「色々って?」
雄兄ぃ「第一の理由は、ドレン(水分)の混入を避けたかった、第二の理由は、猟期中のトラブルの回避、
最後は体力(笑)」
豆鉄砲「じゃあ、実際にはどうなの?」
雄兄ぃ「今はデーター収集中なんでナントも言えないね・・・ただ、そんなに高くはならないと思うよ」
豆鉄砲「そもそも、S410を撃てる環境って少ないですもんね」
雄兄ぃ「そうだよね、実際S410のユーザーは年間何発位撃てるのか・・・、練習射場が近くに無くて、
猟期しか撃たないってヒトも多いんじゃないのかな?そんなヒトはタンク1回の充填で次の
タンク検査までもったりして(笑)」
豆鉄砲「まぁ、ドライエアーを充填できるメリットもあるし・・・ところで、某掲示板に書き込んでた
アダプターって?」
雄兄ぃ「ああ、シリカゲルバッグのコトね、ビニール袋にシリカゲル入れて、アダプターを使ってポンプに
接続したの」
豆鉄砲「アダプター?ドコに接続するの?」
雄兄ぃ「ポンプにハンドル付いてるよね、ソレを固定しているネジを外すと見えるよ」
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空気の取り入れ口 |
豆鉄砲「あっ、こんなトコに・・・反則だ」
雄兄ぃ「アダプターはこんなの」
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アダプター |
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アダプターの取り付け状態 |
豆鉄砲「モノはナニ?」
雄兄ぃ「素材はジュラコン樹脂、あとのホースとかはホームセンターで買ってきた」
豆鉄砲「ジュラコン樹脂か・・・ネットでも売ってるね、m単位みたいだけど(笑)」
雄兄ぃ「オイラは偶然、端材が手に入ったのよ、ソレがたまたまジュラコン樹脂だっただけで、
別の素材でも大丈夫だと思う」
豆鉄砲「で、具体的な使用方法は?」
雄兄ぃ「順番はこんな感じ」
1.車のエアコンをA/Cに切り替えて、冷房を最強にして、10分間待つ
2.丈夫なビニール袋に予めシリカゲルをたっぷり入れといて、エアコンの噴出し口に当てて充填する
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シリカゲル吸い込み防止フィルター |
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お道具いろいろ |
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組み立てると、こんな感じ |
3.袋を密閉したまま、1週間以上放置・・・ペット用の安物湿度計で10%以下になる
4.袋をアダプターに接続して、ハンドポンプで充填
5.袋を部屋にそのままにしておくと・・・ゴミの日に同居人(フツーは奥さんと呼ぶ)が捨ててしまう(笑)
豆鉄砲「思ってたより、手間ですね・・・シリカゲルを直接アダプターに接続するのはダメ?」
雄兄ぃ「最初はそう思ってペットボトルに詰めてやったんだけど、ダメだったね、うまく行かない」
豆鉄砲「残念・・・」
雄兄ぃ「まぁ、コレ持って射撃場に通ったから、結構有名人になったけどね・・・恥ずかしかった」
豆鉄砲「オイラもやろうかな〜」
雄兄ぃ「止めときな、せっかくタンク買ったんだし、それにタンク使ったらポンプにはもう戻れないよ」
豆鉄砲「やっぱそんなモンですかね〜?」
雄兄ぃ「断言するね(笑)」
ここまでのまとめ
以上が、ネット・エアライフル業界でソコソコ有名な雄兄ぃさんとの、エアタンクに関してのお話でした。
まぁ、コレが正しいって言う情報が極端に少ないエアライフル業界なんで、明日にでも、
この話が間違っていると指摘される可能性もありますが、現段階では、雄兄ぃさんと豆鉄砲の間では、
エアタンクについて、このような考えを持っています。
また、エアタンクと言うのは、非常に高圧の空気が詰められており、その取扱には十分な注意が必要です。
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