2007年1月13日
年が明けて最初の出猟なんですが、今回はAさんが仕事の都合が付かずにお休みです。
その替わり、年内が仕事で、出猟出来なかったCさんが参加するコトになり二日間の出猟となりました。
そんな訳で、Cさんと年明け最初の猟を行った訳ですが・・・日記を書く気力も起きない状態でした(涙)
本日の猟果 獲物と狩猟の神様に翻弄されました ○| ̄|_
2007年1月14日
昨日は、あまりの運の悪さに落胆していた豆鉄砲とCさんですが、本日は気を取り直して猟場へ向かいます。
そんな訳で、最初はキジの猟場を流しますが・・・
豆鉄砲 「居ませんね〜」
Cさん 「居ないね〜」
それではと、カモを求めて猟場へと向かうと・・・
豆鉄砲 「アオクビ発見!」
Cさん 「やっと居たね〜」
そこでCさんに回収を依頼して、豆鉄砲が出撃します。
Cさん(無線)「豆ちゃん、回収ポイント到着」
豆鉄砲(無線)「了解」
確実に獲物をゲットしたいので、慎重に距離を測定すると50mとでました。確実にゲット出来る距離です。
伏射のポジションを取って、アオクビ様をスコープに捕らえると、アオクビ様も気が付いたのか移動を開始
します。そのまま動きが止まるのを待って第一弾発射!
パシ!キューン! ???
アオクビ様は一斉に飛び立ちました。スコープの中の映像では着弾が無かった気がします???
何故だろうと思って付近を調べると・・・地面を撃っていました○| ̄|_
アオクビ様が動く前の位置なら問題無かったのですが、アオクビ様が移動したので、射線が変わっていました。
どうやら本格的に運に見放されたような・・・(汗)
その後もアオクビ様を求めて猟場を移動しますが、サッパリ見つかりません。
豆鉄砲 「しかし参ったな・・・」
Cさん 「参ったね〜」
豆鉄砲 「こりゃ、猟場を回るより鳥屋に入った方がイイ気がしますね〜」
Cさん 「じゃ〜鳥屋で待ちをかけるか」
豆鉄砲 「そうしましょう、でも、その前に、もう一回キジ場を流しましょう」
Cさん 「じゃ〜そうしてみよう」
そんな訳で、キジ場を流しますと・・・
Cさん 「キジだ!目の前!」
豆鉄砲 「あっ!」
なんと目の前5mの所にキジが居ます!キジは豆鉄砲達に気が付いたのか、近くのブッシュに逃げ込みます!
Cさん 「豆ちゃん、急いで準備して!」
慌てて銃を取り出して、キジをスコープに捕らえようとしますが見つかりません。
豆鉄砲 「キジ、どこに居ます?」
Cさん 「あのブッシュの中、ちょっとだけ赤いの見えるでしょ?」
指示された場所を見ると、赤いモノは見えなくなっていましたが、背中がチラチラ見えます、距離は10m程です。
ブッシュに弾かれて、弾道が変わる可能性もありますが、僅かなチャンスに望みを託して、ブッシュに隠れてい
るバイタルを狙って、第一弾発射!
パシ! ボス!←どうやら外れている模様
キジは発射音に驚いたようで、更に深くブッシュに潜ったようです。そこで少し移動してキジの隠れている場所を
見ようとすると・・・
バサバサバサ〜
キジはミサイルのようにブッシュを飛び出し、50m以上は滑空して別の場所に・・・
豆鉄砲 「ダメだったか〜」
Cさん 「まだあのキジ狙えないかな、見えてるし」
豆鉄砲 「ダメじゃないですかね〜恐らく近づけばまた逃げるでしょ」
Cさん 「ダメかな?」
豆鉄砲 「あっ、移動した」
Cさん 「隠れたね」
豆鉄砲 「もうダメっす(泣)帰りたくなっちゃた・・・」
Cさん 「豆ちゃん、諦めちゃダメだよ、別のチャンスがあるかも知れないから」
豆鉄砲 「そうっスかね〜・・・」
Cさん 「じゃ〜これからどうしようか?」
豆鉄砲 「昨日からのパターンだと、恐らく流しての猟はダメでしょ」
Cさん 「だね〜」
豆鉄砲 「前回、Aさんと入った鳥屋があるんで、そこで待ちをかけましょう、その方がチャンスがある
と思います」
Cさん 「じゃ〜待ちに入ろうか」
豆鉄砲 「それと、待ちに入る前に、もうひとつのキジの猟場も回ってみましょう」
Cさん 「了解」
そんな訳で、キジの猟場を流しつつ、鳥屋に入る予定で行動開始です。
キジの猟場に入ったものの、二人とも半ば諦めモードなんで、普段の策敵モードの時よりも車の移動スピード
は、若干早いと言うより、普通に車を走らせています、すると・・・
豆鉄砲 「Cさん、ストップ!」
Cさん 「なんか居た?」
豆鉄砲 「キジが居た!」
車はキジから30m程離れていたので、キジは気が付いていません。5m程先には体を隠すのにちょうど良いブッ
シュがあります。
Cさん 「どうする?」
豆鉄砲 「あのブッシュまで、ゆっくり車を移動して下さい、コッソリ車を降りて狙撃しますんで」
Cさん 「了解」
車はゆっくりと移動させた後、慎重に車を降りてブッシュに身を潜め慎重に狙いをつけて、第一弾発射!
パシ!バス!←命中です
キジはヨロヨロと歩いた後、体を横たえました。
Cさん 「やったね〜」
豆鉄砲 「いや〜よかった、なんとか猟果を確保出来た〜(笑)」
こうなると、お互いテンションも上がってきて、鳥屋での待ちも諦めから希望に変わってきます(笑)
そこで鳥屋に入る前に、鳥屋全体が見える場所に移動して獲物の状況を確認しますと・・・
豆鉄砲 「Cさん、アオクビ5匹です(笑)」
Cさん 「居たね〜」
豆鉄砲 「鳥屋に近い場所に居るし、鳥屋に入れば気配を感じて移動するでしょ、ソコを狙いましょう」
Cさん 「よし、そうしよう」
そして鳥屋近くに居るアオクビ様に気が付かれないように鳥屋まで移動し、しばらく静かに待ちますが・・・
パキ! グァ〜グァ〜
隠れていたアオクビ様は一斉に飛び立ちました、どうやら、Cさんが、隠れていた枝を踏んでしまったようです。
豆鉄砲 「飛んじゃいました〜(涙)」
Cさん 「飛んじゃったか〜」
ちょっと残念でしたが、このまま鳥屋で待つことにして、待つコト30分・・・突然の水音と共にアオクビ様が
一匹、目の前入りました。
Cさん(小声) 「アオクビ入ったよ」
豆鉄砲(小声) 「チャンスですね、仕留めてイイですかね?」
Cさん(小声) 「任せたよ」
豆鉄砲(小声) 「了解です」
アオクビ様に気が付かれないように、慎重に射撃ポジションを取ります。確実にゲットする為、翼の根元を
狙います。スコープの中でアオクビ様が移動しているので、リードを取って、第一弾発射!
パシ!ポコン!←命中です
翼を破壊されてアオクビ様は必死になって逃げようと泳ぎ始めます。
このまま対岸側に行かれると回収に手間がかかるので、続けて第二弾発射!
パシ!ボコン!←命中です。
アオクビ様の泳ぐスピードは遅くなったものの、結局、対岸側にアオクビ様は行ってしまい、ソコで息絶えそう
だったのですが・・・
Cさん 「豆ちゃん、ネコ!」
豆鉄砲 「えっ?」
なんと対岸側で、おネコ様が豆鉄砲の仕留めたアオクビ様を狙って水辺に近づいています(汗)
首輪はありませんので、どうやら「ノネコ」のようです。
狩猟法では、ノネコは獲物ですが、食べない獲物を撃つ気は豆鉄砲にはありません。
威嚇射撃も考えましたが、ワザと外して撃つのもマズイ気がします(法的に)。
しかも、アオクビ様の方もネコに気が付いたようで、最後の力を振り絞って逃げようとモガいています。
そこで、とりあえずアオクビ様を昇天させる為にヘッド狙いで第三弾発射!
パシ!バシューン!←ハズレ
2cmほど狙いがズレて水面に着弾しました、続けて第四弾発射!
パシ!バス!←命中です
今度は完全に入りました。さて、次はノネコをどうしようか・・・と思っていると、姿がありません。
豆鉄砲 「Cさん、ノネコは?」
Cさん 「さっきの外れた水面の音で逃げたよ」
豆鉄砲 「良かった〜撃たずに済んだ」
Cさん 「また出てくるかもよ」
豆鉄砲 「じゃ〜Cさん、オイラ、ココで監視しますし、回収お願いしてもイイですかね?」
Cさん 「じゃ〜回収してくるよ」
豆鉄砲 「まだカモが入るかも知れないし、回収に入る前に連絡して下さい」
Cさん 「わかったよ〜、じゃ〜回収してくるね」
豆鉄砲 「お願いします」
そして、Cさんが回収に向かう間、静かにじっとしていると、再びアオクビ様が着水しました。
コレはチャンスと思ったのですが、突然、背後から声を掛けられました。
「兄ちゃん、大丈夫け〜」
驚いて振り返ると、農家のおじいさんみたいな人が立ってます(汗)
豆鉄砲 「えっ?」
農家の人 「大丈夫かいな倒れとったけど?」
どうやら、うつ伏せになってカモを待っている豆鉄砲を病気で倒れたか自殺した人と間違えたようです(汗)
コレで目の前にアオクビ様が居なければ、話相手をしたいのですが、目の前にはアオクビ様、とっとと話を
終わらせないとアオクビは逃げてしまいます。
豆鉄砲(小声) 「いまカモがソコに居んねん」
農家の人 「カラダ大丈夫け〜?」←どうやら聞こえていない
豆鉄砲(小声) 「いまソコにカモ居るし、静かにしといて、頼むし!」←身振り手振りを取り混ぜています(笑)
農家の人 「さっき、ソコを通ったら倒れとったしな〜大丈夫かいなと思って見に来たんや」
豆鉄砲(小声) 「静かにせんとカモ逃げてまうやん、頼むわ」
農家の人 「ナニしとるんや?」
もう話が全然噛み合ってません・・・○| ̄|_
とりあえず、農家のおじいさんには、後でゆっくり話すコトにして、アオクビを狙いますが、早くしないと逃げて
しまう確立が高いので少し焦ります。アオクビ様も気配を感じたのかソワソワしながら移動を開始します。
本当は移動が止まるまで待ちたかったのですが、リードを取って第一弾発射!
パシ!バシューン!←ハズレ
リードを読み間違えて、思い切り外しました。次の瞬間にアオクビ様は、サヨナラ〜と飛んでいきました。
そんな訳で、農家のおじいさんとの会話を再開しようと振り返りましたが、おじいさんは既に居なくなっていました。
なんで、こう言うタイミングで来るのかな〜・・・もうちょっとタイミングが前後してくれてればイイのに。
そして再び待ちに入っているとCさんから連絡がありました。
Cさん(無線)「回収ポイント到着、回収に入っても大丈夫?」
豆鉄砲(無線)「okです」
Cさん(無線)「それでは回収に入ります」
その後、Cさんの回収を無線で誘導して無事にアオクビ様を回収、再び待ちに入りましたが、カモの飛来は無く、
終了の時間となりました。
本日の猟果 キジ×1 アオクビ×1
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