2006年度の猟日記です、過去ログに関しては諸事情により消失しておりますが、一応サルベージに向けて
努力しておりますので、ご了承ください
2006年11月18日
さて、今年もハンティングシーズンがやってまいりました。昨年はAさん・Cさんのおかげで、始まって以来
の豊猟でシーズンを過ごすことが出来ました。そして、今年もAさんと、ご一緒させて頂けることとなりまし
た。う〜ん、今年も豊猟になるよう、エアーの神様に祈っときましょう(笑)
そんな訳で、当日の早朝、Aさんと猟場の近くで待ち合わせて、一台の車で猟場を廻るコトにします。
昨年とは違って、気温が高いので快適に猟が出来そうです。
豆鉄砲 「どうも、お久しぶりです、今年もよろしくお願いします〜」
Aさん 「よろしくね〜、そうそう豆ちゃん、今年は崖を降りれるようにしようね(笑)」
豆鉄砲 「崖っスか、ムリっス(汗)」
Aさん 「回収の時には、全力で走って回収してね(笑)」
豆鉄砲 「アレで全力疾走なんですが・・・(汗)」
Aさん 「そろそろ弟子を変えようかな〜(笑)」
豆鉄砲 「そんな御無体な・・・(汗)」
そんな感じのバカ話をしながら猟場へ向かいます。
Aさん 「豆ちゃん、そろそろ猟場を見といてね、私、運転しているんで見れないし」
豆鉄砲 「了解です〜」
今回は午後から雨が降りそうなんで、手早く猟を行う予定で、最初はキジの猟場を廻ります。
Aさん 「アレ、キジじゃない?」
遠くの畑にカラスのようなシルエットがポツンと居ます。天気が曇りなんで肉眼ではハッキリ確認出来ないん
で、早速、双眼鏡を取り出して確認します。
豆鉄砲 「Aさん、キジです」
Aさん 「こんな早い時間に珍しいな〜豆ちゃん、距離もあるし豆ちゃんやってね〜」
豆鉄砲 「了解です」
そんな訳で早速、準備に取り掛かります。
レンジファインダーで距離を測ると80.3mと出ました。
キジは警戒したのか、ちょっとづつ離れて行きます。
豆鉄砲 「ちょっと遠いですね〜」
Aさん 「大丈夫でしょう、去年、あれだけ当ててたんだから」
ちょっと不安もありましたが、ミルドットで補正して第一弾を発射!
パシ! ←ハズレ
距離を読み違えて、修正量が多すぎたのか、キジの後ろに着弾しました ○| ̄|_
第二弾を発射しようとしましたが、キジはブッシュの奥に入って行きました。
Aさん 「ナニやってんの〜」
豆鉄砲 「猟期が始まったばっかで、どうも調子が・・・(汗)」
Aさん 「ま〜しょうがないか、次に行こう」
再び車で猟場を走らせていると・・・
Aさん 「おっとキジだ」
豆鉄砲 「4匹もいますね」
ただ、人が居たりして発砲し辛い場所なんで、パスしました。
更に車を走らせると・・・
豆鉄砲 「Aさん、ストップ!」
Aさん 「居たの?」
豆鉄砲 「うん、ちょっと遠くに気になるシルエットが・・・」
早速、双眼鏡で確認すると、キジのオス・メスが畑でお食事中です
Aさん 「ホント、今日はキジが出る時間が早いな〜」
豆鉄砲 「やっぱ、雨が降るんですかね〜?」
Aさん 「どうだろうね〜、で、どうする?」
豆鉄砲 「いや、距離があるし、また次回と言うコトで・・・(笑)」
Aさん 「そうしようか」
結局、猟場を流すと、計7匹(メスを入れると9匹)のキジを発見しました。
でも、結局、発砲するコトはありませんでした。
どうも、二人ともハンティング・モードに入っていません(笑)
それではと、カモの猟場を廻りますと・・・居ました、アオクビ様です!
Aさん 「じゃ〜そろそろ始めますか」
豆鉄砲 「了解です!」
早速準備して、アオクビ様に見つからないようにブッシュの中を接近します・・・
どうやらお食事中で警戒レベルが低い様子です。レンジファインダーで距離を測ると30.5mと出ます。
伏せ撃ちのポジションをとって、落ち着いて狙って第一弾発射!
パシ! バスン!←命中!
アオクビ様は暴れてますが、確実にバイタルに入った様子で、止めを撃たなくても大丈夫な様子です。
Aさん 「更に奥にも居るし、続けて」
言われた通りに奥を見ると、アオクビ様が、逃げようか隠れようか迷っている状態で居ます。
再びレンジファインダーで距離を測ると50.4mと出ました。
距離は問題無いんですが、アオクビ様との射線上にブッシュがせり出しているため、バイタルが狙えません。
バイタルが出る一瞬を狙って待ちますが、アオクビ様も必死で隠れようとしますが、一瞬現れたバイタルを
狙って第一弾発射!
パシ! パーン!←ハズレ 水面に着水しました
アオクビ様は、そのまま上空に飛び立って行きましたので、最初に撃ったアオクビ様を回収して、更に猟場
を廻ろうとすると・・・
Aさん 「豆ちゃん、記念撮影しなくていいの?」
豆鉄砲 「いや〜、一日が終わってから撮影しますよ、まだ獲れるだろうし〜(笑)」
Aさん 「去年は一羽とれるだけで満足していたコなのに・・・なんで、こ〜なっちゃったのかな〜(笑)」
豆鉄砲 「だって定数も不可能じゃないですモン、この猟場は(笑)」
Aさん 「そりゃそうだ、じゃ次に行こうか」
そんな訳で、猟場を移動すると、再び二匹のアオクビ様発見です。
豆鉄砲 「今度はAさん、どうぞ」
Aさん 「豆ちゃん撃ちなよ、どうも今日は気分が乗らないのよ」
豆鉄砲 「それでは遠慮なくヤラせてもらいますね」
Aさん 「どうぞ〜」
二匹はそれぞれ、55mと60mと距離が出たので、手前から落ち着いて、第一弾発射!
パシ! バスン!←命中!
アオクビ様は、一瞬羽を広げた後、水の中に突っ伏しました。続けてもう一羽に狙いを付けます。
パシ! パーン!←ハズレ 水面に着水しました
そんな訳で、外した獲物は仕方ないので最初に撃ったアオクビ様を回収しようと獲物を探すとアオクビ様が
居ません(汗)この場所は流れがあるので流されただろうと、Aさんと探しますと・・・
豆鉄砲 「居ました、ずっと遠くです、流されてます!」
Aさん 「回収ネット持って走るよ!」
豆鉄砲も回収ネットを持って全力疾走しますが、銃やらナニやらのフル装備です、15mで息絶えました(笑)
Aさんはと言うと、既に50m程先を走ってます、スゲ〜体力(汗)
豆鉄砲(無線) 「Aさん、ダメっス、走れないっス、ゲロ吐きそうっス」
Aさん(無線) 「このまま回収を続けるから車に戻ってて!」
豆鉄砲(無線) 「了解です」
10分ほどするとAさんから無線が入りました
Aさん(無線) 「豆ちゃん(ゼイゼイ)今、回収した(ハァハァ)車コッチに回して」
豆鉄砲(無線) 「了解です、場所はドコですか?」
そんな訳で合流地点を聞いて車を回します。
豆鉄砲 「ありがとうございます、お疲れ様です」
Aさん 「いゃ〜疲れた、アッチはブッシュがスゴイよ」
よく見ると、Aさんの全身に草の種などが大量に付いています。
Aさん 「もう、見てよ手に血豆まで出来たよ・・・」
豆鉄砲 「お手数かけます(汗)」
Aさん 「キッチリ回収しないとダメだからね〜」
これでアオクビ様を2羽確保できました、現在の時刻は9:30なんで、このペースだと定数を迎えられそうです。
さらに猟場を廻ると、再びアオクビ様発見です。
今回はAさんが狙います。豆鉄砲は予め回収しやすい場所で待機するものの、結局ハズレ、Aさん、ちょっと
銃のセッティングが煮詰まってない様子ですが、気を取り直して場所を移動しますが、雨が本格的に降り始め
てきました。
豆鉄砲 「本格的に降ってきましたね〜」
Aさん 「そうだね〜でもそんなに強く降らないね〜」
豆鉄砲 「でもカモの警戒レベルは下がりそうですね〜」
Aさん 「ま〜ボチボチ行こうよ」
その後、何度がアオクビ様を発見するものの、猟果には繋がりません。時刻は午後2時過ぎ、そろそろお腹も
減ったので、遅い昼食を取り、後半戦に挑みます。
すると、先ほど2匹目のアオクビ様をゲットした場所に再び2匹のアオクビ様です!
Aさん 「豆ちゃん、撃ってね」
豆鉄砲 「了解です」
先ほどのコトもあるので、今回は入念に準備してアオクビ様に挑みます。距離はそれぞれ55mと60mです。
落ち着いて狙って、第一弾発射!
パシ! パス!←命中!
一匹目のアオクビ様は一瞬で昇天されて流されます。もう一匹はナニが起こっているのか分らない様子です。
これはチャンスです、すかさず第二弾発射!
パシ! パス!←命中!
こちらのアオクビ様も一瞬で昇天されました。
Aさん 「回収に走るよ!」
豆鉄砲 「了解です!」
入念な準備のおかげで、比較的簡単に回収が出来ました。ま〜豆鉄砲は一匹しか回収出来なくて、Aさんが
回収し損なったアオクビ様を回収してくれました、感謝感激です(笑)
Aさん 「調子出てきたみたいだね〜ワンショット・ワンキルじゃん(笑)」
豆鉄砲 「ま〜偶然でしょうね〜一匹目が暴れなかったんで落ち着いて二匹目を撃てました(笑)」
さて、これで4匹のアオクビ様をゲットした訳で気が付くと、あと一匹で定数確保!
コレはなんとしても定数を目指したくなります、なんせ今までに定数確保って経験が無いもんですから(笑)
Aさん 「あと一匹で定数だね〜」
豆鉄砲 「そうですね、出来れば確保したいですね〜」
Aさん 「あと一歩だね、もうちょっとガンバってみよう〜」
しかし、時刻は午後3時を回っています、最後の一匹を確保できるかが微妙な状況ですが、諦めずに猟場を
回りますと、アオクビ様を再び発見!豆鉄砲の定数初確保の為、発砲のチャンスを譲ってもらい、早速準備
に入ります、距離は40.4m、落ち着いて狙えば、確実にゲット出来るハズです。落ち着いて焦らず、慎重に
バイタルを狙って、第一弾発射!
パシ! パス!←命中!
アオクビ様は一瞬で昇天されましたが、少し流されてブッシュの影に入り込んでしまいました。
Aさん 「豆ちゃん、ボクが回収に行くから、対岸側からドコにカモが居るのか教えて」
豆鉄砲 「了解です」
早速、装備を整えて対岸側を目指します。
豆鉄砲(無線) 「対岸に到着しました」
Aさん(無線) 「了解〜多分、石がオーバーハングしたトコロの下に居ると思うし、探してね〜」
豆鉄砲(無線) 「了解です」
Aさんの指示通り、石がオーバーハングした部分を注意して双眼鏡で調べると・・・
豆鉄砲(無線) 「Aさん、発見です、左に2mです」
Aさん(無線) 「了解」
Aさんは、アッと言う間にアオクビ様を回収してくれたので、初めての定数確保達成です!
時間の方の終了時刻近くだったので、本日の猟はこれで終了にしてホテルで宿泊となりました。
本日の猟果 祝 アオクビ様定数確保!
2006年11月19日
本日もAさんと再び猟場を回る予定なんですが、朝から雨がバンバン降ってます。
豆鉄砲 「雨っスね〜どうしましょう?」
Aさん 「ま〜もう少し様子を見よう」
そんな訳で、ホテルのチェックアウト時間近くまで、ゆっくりと朝食を取ったりして、ダラダラと
過ごしていると・・・
Aさん 「雨が止んだみたいだね〜」
豆鉄砲 「それじゃ、出発しますか〜」
最初は、昨日最初にキジを見つけた場所に向かいますが、天気が悪いのか時間が悪いのかキジの姿はありませ
ん。そこで、アオクビ様に狙いを変更して猟場を流しますと、アオクビ様を発見です。
Aさん 「今日はやらせてもらうよ〜」
豆鉄砲 「ど〜ぞ、ど〜ぞ、オイラが回収に入りますんで」
早速準備をして豆鉄砲はアオクビ様の予定回収ポイントに向かいますと、途中にある畑にキジが三匹も、お食
事中です。一瞬、撃とうかと思いましたが、今はAさんのアオクビ様の回収準備が先なんで、諦めて回収ポイ
ントに向かいます。
豆鉄砲(無線) 「Aさん、回収ポイントに到着、いつでもどうぞ〜」
Aさん(無線) 「了解〜、それでは始めます」
双眼鏡でAさんを確認すると、ゆっくりとブラインドを利用して、獲物に近づきます。
銃声が聞こえると同時に、豆鉄砲の双眼鏡の中で、アオクビ様は水の中に頭を突っ込み、流れに乗って豆鉄砲
の方に流れはじめました。
早速、回収する為に回収用のネットを組み立てます。
さて、そろそろ流れて来るタイミングだな〜と水面を見ますが、中々アオクビ様は流れて来ません?
豆鉄砲(無線) 「Aさん、アオクビどこ?位置をロストしたんだけど?」
Aさん(無線) 「飛んでった・・・」
豆鉄砲(無線) 「飛んでった?どう言うコト?」
Aさん(無線) 「流れてたんだけど、すこししたら復活して飛んでった・・・」
豆鉄砲(無線) 「復活したの?信じられん・・・じゃ〜戻りますよ」
Aさん(無線) 「了解〜」
その後、アオクビ様を目指して猟場を回るものの、中々発見出来ません。そこで、キジに狙いを変更して猟場
を流すと・・・
Aさん 「あそこに居るのキジじゃない?」
300m程先にある畑にこんもりとしたシルエットが浮かんでいます。早速、双眼鏡で確認すると・・・
豆鉄砲 「キジですね、でも、移動するまでに逃げちゃいますね〜」
などと呑気に答えてると・・・
Aさん 「豆ちゃん、キジ!目の前!」
豆鉄砲 「えっ?アッ!」
なんと、目の前5mの畑でキジがお食事中です(汗)
豆鉄砲 「どうします???」
Aさん 「今動いたらダメだし、しばらく様子を見よう」
キジはと言うと、豆鉄砲たちの乗っている車に気が付いたのか、ソワソワしています・・・
Aさん 「じっとしてなよ〜」
豆鉄砲 「こんな距離でキジみたの初めてですよ〜」
Aさん 「キジの警戒が解けたら準備するよ〜」
その後、10分程、キジとの睨み合いが続くと、警戒したキジは遥か彼方に飛んで行きました・・・。
Aさん 「ダメだったか〜向こうに居たキジはどう?」
早速、300m程先に居たキジを確認しますと・・・
豆鉄砲 「ダメっス、居なくなりました」
Aさん 「しょうがない、アオクビに変更して、次に行こう〜」
そんな訳で再び、アオクビ様を目指して猟場を回りますと、本日最初にアオクビを発見した場所に再びアオク
ビ様です!
Aさん 「じゃ〜朝と同じパターンで」
豆鉄砲 「了解です」
早速準備して、回収ポイントに向かいますと、回収ポイントから50m程の場所にアオクビ様が居ますが、今は
Aさんのアオクビ様が最優先のつもりで無視しますが、チャンスがあれば後から撃つつもりです。
豆鉄砲(無線) 「Aさん、回収ポイントに到着、いつでもどうぞ〜」
Aさん(無線) 「了解〜、それでは始めます」
Aさんは、朝の時と同じように、ブラインドを巧みに利用して獲物に近づきます。豆鉄砲は今度は獲物の位置
をロストしないように双眼鏡で監視を続けると、Aさんの銃の発射音が聞こえ、今度は、しっかりと水面に頭
を突っ込んだまま、アオクビ様は豆鉄砲の方に流れてきます。そして獲物の位置を監視し続けると・・・
なんと、アオクビ様は岸近くに打ち上げられてしまいました。そして、先ほど50m程先に居たアオクビ様はと
言うと、まだその場所に居ます!
豆鉄砲(無線) 「Aさん、岸に打ち上げられました〜」
Aさん(無線) 「コッチからも確認出来てるよ〜、ソッチへ回収に向かうから」
豆鉄砲(無線) 「じゃ〜コッチに居るアオクビ様をヤラせてもらいますね〜」
Aさん(無線) 「了解〜」
早速、銃を準備して、レンジファインダーで距離を測定すると60.5mと出ました。慎重に狙って第一弾発射!
パシ! パス!←命中!
アオクビ様は暴れてますが、確実に昇天する状態なので、急いで回収に向かいます。
回収が終わった時にAさんが到着しました。
Aさん 「そっちも回収終わったんだ〜」
豆鉄砲 「渡ってスグだったんですかね〜警戒感みたいなのが無かったですよ」
Aさん 「そうかもね〜じゃ〜コッチも回収してくるね〜」
その後、Aさんも回収を終わって、再び猟場を流します。
豆鉄砲 「結構イイ時間になって来ましたね〜」
Aさん 「うん、そろそろ終わりの時間だね〜」
時刻は既に午後3時を回っています。次が最後と言うコトで猟場を流すとアオクビ様発見です。
Aさん 「じゃ〜豆ちゃん、最後はヨロシク〜」
豆鉄砲 「了解です〜」
銃の準備をして、距離を測定すると70mと出ました。ちょっと距離に不安もありますが、慎重に第一弾発射!
パシ! パス!←命中!
しかし、命中はしたものの、アオクビ様は元気に逃げていきます。こうなると、精神的動揺が射撃にモロに
出始めます。そして第二弾発射!
パシ! パーン!←ハズレ 水面に着水しました
このままでは、逃げられてしまいます、今度こそはと落ち着いて、第三弾発射!
パシ! パス!←命中!
アオクビ様は完全に沈黙しました。しかし・・・
Aさん 「豆ちゃん、ど〜するのよ、あんな場所で・・・」
アオクビ様は回収困難な場所に浮いていました・・・(汗)
豆鉄砲 「あちゃ〜エライとこに行っちゃいましたね・・・」
Aさん 「回収ど〜するのよ?」
豆鉄砲 「お願いします(キッパリ)」
こうして、Aさんの尽力で最後のアオクビ様の回収に成功しました。
Aさん、ありがとうございます。
本日の猟果 アオクビ×2
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