笠取射撃場
今年に入ってから、京都に、オープンした笠取射撃場にやっと行ってきました。
この笠取射撃場は今まで、何回か例のうっちゃんのクレー射撃の見学なんかに行ったコトはある訳ですが、
全然、散弾には興味が湧かない豆鉄砲、だってあの発射音怖いモン〜(笑)
それに、家に火薬を置くハメになるんですよ、火薬!・・・危ないじゃ〜ないですか!その点、エアーのペレット
には安心感がありますね〜
なんてったって、銃が無ければ、ただの鉛の塊・・・せいぜい節分の豆まきの替わりにしか使えません(笑)
笠取射撃場までは、京滋バイパスが通っているので、1本道で行けます、笠取射撃場までのアクセスは、
笠取射撃場のHPを参考にして下さい、別に手ぇ〜抜いてる訳じゃ無いですよ←抜きすぎ(笑)
で、やって着ました笠取射撃場、早速受付をすると、3本ある射座のうち2本が埋まってました(間一髪のセーフ)
気になる利用料金ですが、「ごめんやす」の一見さんの場合、3050円(保険料込み)で、コレで時間制限無しで
一日遊べます。 そんな訳で、他に標的も買って、射撃場まで移動なんですが、エアー射場まで受付から100m以上
あると思うんですが、コレが遠い・・・(汗)
豆鉄砲の装備は右手にエアライフル、左手にダイビングタンク、背中にリュック・・・エアー射場につくまでにヘトヘトです(笑)
なんで30m?
最初に笠取射撃場のコトを聞いたとき、なんで30mなの?ってのが豆鉄砲の素朴な疑問でした。その時には既に
プレチャージのエアライフルが世に出ていて、エアライフルファンは「50mの射撃場がね〜よ〜、ドコで練習するんだ
よ〜(泣)」と途方に暮れていた訳です。そんな中での笠取射撃場のエアー射撃場を作るなら当然50mと思ってた訳ですが・・・
今回、謎は解けました!このエアー射場、敷地の一番奥の部分に作られています。で、射場の右側の部分(入口)から
数メートル向こうは崖となっております・・・更に左側部分の奥はやっぱり数mで山の斜面です・・・(汗)なんで建物の配置を
90°変えなかったのか・・・そうすれば50m楽勝で作れたのに・・・まぁ〜、他人様のお金で建てたモンですし、金出してない
豆鉄砲が文句言うのもスジ違いですね〜資本主義の世界では・・・そう言う訳で、とっとと射撃を始めましょう(笑)
着弾位置を求めて、再び・・・
中に入ると、先客のお二人が左右に分かれて射撃をしていました。あまり射撃の迷惑にならない程度に挨拶をして
早速準備です。 銃を取り出してまずはエアーのチャージ・・・その後、射台の上にサンドバックをセットし、標的用紙
をセット出来る時を待ちます・・・。 その後、標的をセットしてスコープを覗くと・・・この射台低すぎます・・・(汗)椅子に
座ってスコープで覗いても標的を捉えられません。 つまりは標的を固定している部分が射台に対して高いんですよ・・・。
仕方ないので、手近にあったダンポールを利用して何とか高さを稼いで射撃を開始するコトにします。
と、その前に豆鉄砲のS410は猟期の終盤にエアー漏れを起こしていました。そこでTFCに修理依頼をして、
無事に帰ってきたので、多少、着弾位置がズレているだろうから修正が必要だろうな〜と思いつつ初弾を発射!
・・・?アレ、ドコに着弾したんだ・・・?
標的の中心に当たっんで弾痕が見えない・・・?そんな訳でないよな〜、だって45mでゼロインした銃で正照準で
30mを狙ってるんだし、着弾は上にズレるハズ・・・(汗)そんな訳で第2弾を発射!・・・?
アレ、弾痕が見えない・・・?(汗) つづいて第3弾・・・?(汗)第4弾・・・?(滝汗)
実はこの日、うっちゃんも同行していまして、うっちゃん自身はクレーをするつもりだったので、豆鉄砲のお手並み
と言うコトで後で見てたんですが・・・
うっちゃん「どうしたの?当たってないよ?」
豆鉄砲「どして・・・?(泣)」
うっちゃん「もう一発残ってるでしょ、撃ってみ、ドコに当たってるか見るし」
豆鉄砲「ど〜なってるの・・・?(パシ!)」
うっちゃん「判った!左に50cmぐらいズレでる!」
豆鉄砲「そんなに〜!でもなんで?」
うっちゃん「自分で確認してみな〜」
そんな訳で、マガジンに弾を込め直して、今度は視点を標的では無く、標的より50cmほど左を注視して撃つと・・・
豆鉄砲「・・・」
うっちゃん「判った?」
豆鉄砲「ハイ・・・」
なんでこうなったか、原因をアレコレ考えましたが、猟期が終わってから、この銃を弄った記憶はありません。
唯一思い当たるのは、TFCに修理を出した時に聞いた話で、TFCではエアー漏れの場所を特定する為に銃を
水槽に浸けて確認すると言うコトでしたが、ソレで着弾位置が変わるとも思えません・・・?そんな訳で、50cm分
レチクルを調整・・・その後、着弾位置を何度か確認しながら調整しました。
今回の射撃には、AAフィールドとバラクーダマッチを使ったんですが、なぜかバラクーダの方がまとまるんですよね〜、
以前行った土岐射撃場でも同じ傾向があったんですが・・・。大体の傾向として、AAフィールドは独立弾痕、バラクーダ
は連続弾痕って感じですね〜。ただ、AAフィールドが独立弾痕って言っても25mm以内には大体収まるんですがね〜、
不思議だ(笑)
笠取エアー射撃場の真実(笑)
そんなこんなで、景気良く、バンバン射撃をしていたんですが、そのうち先に射撃をしていた方も帰られて、一人で射撃を
していると、射撃場の方がやってきて、世間話となりました。
豆鉄砲 :豆 場長 :場
豆「どうして今になってエアー射場作ったんです?」
場「あのね〜、趣味かな〜(笑)」
さすが関西人、シャレが判ってます(笑)
場「まぁ〜、ここの射撃場もエアー作れば全部出来るコトになるしね〜」
豆「なんで30mなんです?50mにしたら関西一円からバンバン人が来ますよ〜?」
場「そもそも、エアー射撃って10m競技のしか知らんかったのよ」
豆「え゛っ?(汗)」
場「だもんで、オマケ的に狩猟用エアーなら30mも撃てれば十分かな〜と思って(笑)」
豆「マジっすか?」
場「50mも撃てるエアーがあるなんて、射場作ってから知ったのよ、だから色々な人に言われたよ、」
場「なんで50mにしなかったの〜って(笑)」
豆「でしょうね〜、オイラも最初に聞いたとき、なんと中途半端な・・・って思った(笑)」
場「でもね〜、ココ作るの大変だったんだよ〜、許可の関係とかね〜」
場「ココ作る時にも色々な人に協力やアドバイスをもらって、正直、知らんコトばっかだったね〜」
どうやら話を総合すると、今、射場を作る場合、弾が外に飛ばないように、天井部分にも囲いをしなくてはならないようです。
その結果、室内射撃場の形式になったようです。しかし、30m射場でありながら、6.35mmまでOKなんて全国探してもココ
だけでしょう(笑)そんな中途半場でアンバランスな笠取射撃場、個人的には大好きですね〜(笑)
ここまでのまとめ
え〜、結論から言うと30mレンジでも十分に楽しめますし、結構難しいです。ある意味、30mなら30mレンジなりに練習方法を
工夫すれば、きっと猟果に繋がると思います。 それとですね、夏のシーズンの室内射撃場ってサウナ状態ですね〜、真夏に
射撃大会なんて開いたら、熱中症患者を出すハメになるかと・・・(笑)
まぁ〜、そう言ったストレス環境下で射撃技術を磨けば・・・豆鉄砲としては、夏は行く気ないですね〜暑すぎですよ。
ただその後のビールは激ウマですんで、ソレを目当てに射場に行くのもオツなモンかと思います(笑)
暑いシーズンに笠取射撃場に行く方はそれなりの熱中症対策をオススメします
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