ペレットの回収
撃ちだす前のペレットについてはあ〜だこ〜だと色々考える訳ですが、撃った後のペレットってど〜なってるんでしょう?
まぁ〜実際問題として、ターゲットに命中してくれて、獲物が獲れればOKなんですが・・・
ただ、豆鉄砲が持つS410クラスの銃だと、50m程度の距離では、ペレットは獲物を貫通してしまいます。
しかしながら、偶然にもペレットを2回、回収に成功しました!
そんな訳で、回収したペレットのレポートです。
1発目
遠征地での猟が終わって、獲物を持ち帰った豆鉄砲、早速羽をむしって、内臓抜いて、ジップロックに入れて
冷蔵庫に・・・熟成期間を置いて、カモを取り出すと、早速調理に入ります。
一通り、肉を切り分けた後、ガラに残った皮に結構な棒毛が残ってたんで、どうせダシを取るんだし、
皮は無くても構わんでしょうと背中部分の皮を剥ぎますと・・・アレ?コレ、ペレットじゃん!
なんと、ペレットが残ってます、撃った状況としては、射程50m以上、弾はお尻から入って、骨盤の
表面を通って、腰辺りで停弾してました。こんな部分に当たっても、致命傷になる訳ないんで、他の銃創
を探したんですが、どうもコレ1つです、で、遠征地での猟を思い出しますと・・・あっ!コレってまことさんに
オイラが分けてあげたバラクーダマッチで仕留めた獲物じゃん!
Baracuda match 552 グラファイトコーティング済み
一応、モノの本によると、発射されたペレットはその空気圧によってペレットのスカート部分が大きく膨らむってありますが、
このバラクーダ・・・スカート部分の厚みが相当にあるので、スカート部分に変形なんぞ見当たりません(笑)
さすがに弾頭部分にはキズ(骨との接触で出来たモノと思われる)がありますが、正直、再利用出来そうな感じ、当然、ヘッドダイの
部分とスカート部分にはライフリングが刻まれてましたがね〜
2発目
また時間は流れて、ダックのまことさんから、イヤミな贈り物のキジが届きました。別に嫌がらせじゃないですよ、
レシピの開発の為、豆鉄砲が「キジ送って〜」って頼んだ訳ですが・・・(笑)
今回の獲物は羽を毟った後に判りましたが、完全に胸の部分のバイタルゾーンを撃たれてました。
ただ、キジの右胸部分には、赤い血の流れる部分があったのですが、左側にはそう言った部分は見当たりません・・・?
その時、豆鉄砲は「弾が左から入って、右に抜けたのかな〜」と思ってました。
で、このキジの左胸部分のお肌を触った時に異物を感じました!
ん?なんだ、この塊は・・・早速包丁を先を突き刺してその塊を取り出すと・・・懐かしい、AAフィールドのペレットでした。
このペレットにも当然のコトとしてヘッドダイの部分とスカート部分にライフリングが刻まれていました。
Air Arms Field 552 コーティングなし
この二つのペレットはまことさんのS410から射出された訳で、銃による個性ってモンは無いですので、じっくりとペレットを
観察してみると・・・なんとバラクーダのペレットのライフリングの一部が無くなっています。
よ〜くみると、ライフリングの痕跡みたいなモノは確認出来ますが、ヘッドダイの部分のライフリングの半分が消失しています。
スカートの部分には均等にライフリングが付いていたんですがね〜。
一方、AAフィールドと言えば、スカート部分は当然、変形していますが、ヘッドダイとスカート部分には均等にライフリング
が刻まれていました。
3発目
回収したペレットについて、色々と以前登場してもらって「雄兄ぃ」さんに話した所、「じゃ、オイラのサイクロンで回収したペレット
送るから、比較してみなよ〜」と早速ペレットを送ってもらいました。
回収したペレットはどれもペッタンコに潰れてました、弾はAAフィールドです。
ライフリングについては、一応確認出来ますが、困難です。
Air Arms Field 552 グラファイトコーティング済み
ここまでのまとめ
とりあえず、世間的に、細いって言われるエアライフルのライフリングですが、しっかりと、弾にはライフリングがついているので、
十分にその役目を果たしてるんだと思います。
あと、バラクーダにしてもAAフィールドにしても、確実にペレットがライフリングに接触する部分が磨耗しています。
それまで、豆鉄砲はペレット自体、結構、柔らかいし銃身サイズに合わせて変形するかな〜って思ってましたが・・・(汗)
磨耗したペレットはドコに行ったのか・・・?
当然、銃身内に残留していると思います。そうなると・・・やっぱ掃除は必要?
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