カモキャッチャー
2年前、初めて鉄砲持って猟に行く時に、「水辺に居るカモって、撃った後、ど〜やって回収するの?」って思ってました。
いろいろ調べると、大きく分けて、3パターンが判明しました。

1.ウェーダー(バカ長)を着込んで、水の中に突入後、回収
2.タモ網を使って、金魚すくいのように回収する
3.カモキャッチャーを使って回収する

大体、猟期って冬なもんですから、出来るコトなら水の中に入ってど〜こ〜ってのは勘弁ですので、
最初のウェーダーは却下されました。まぁ〜、そもそも豆鉄砲の体のサイズは規格外に出来てますんで、
近所の釣具屋で安いウェーダーを仕入れるコト自体がムリなんですけどね・・・(笑)
でもって、次の候補は、タモ網を使って金魚すくいのように落としたカモを回収・・・コレ、イイです!まず、水の中に入る
必要が有りません(笑)ただ、思うに、カモを落とすシュチュエーションって、広い池とかの対岸なんかで落とすでしょうし、
そうなるとその場所に行くまでが大変そうですが、なにより、水の中に入らなくて済むんで、グッドです。
最後になるのが、カモキャッチャーでのカモの回収です。このカモキャッチャーってのは、竿とリールに回収用の針と浮き
を付けた代物だそうで、一時期、某掲示板で話題になっていました。このカモキャッチャーの場合、足場が近くに無い場合
でも、投げ釣りの要領で針を飛ばせるので、タモ網より、更に便利そうでした。

幸い、タモ網はよくココに登場する例の「うっちゃん」が貸してくれたので、とりあえず、カモキャッチャーを制作するコトに・・・。
一応、鉄砲屋さんで、カモキャッチャーなるモノが売っていましたが、4000円近くしており高すぎです。
ざっと内容をみた豆鉄砲は「自作で出来る」と確信して、近所の釣具屋に向かいました。

カモキャッチャー作成
大体、夏が近くなると短い竿とリールがセットになった釣り道具セットが1000円前後で売ってますので、
ソレをベースにかもキャッチャーの作成を思いつき、近所の釣具屋に・・・(ちなみに、その時の季節は冬です)
売り場を見渡す事3分・・・有りません(汗)結局、特売になっていた、1.8mの仕舞い寸法の短い竿1980円と4号
の糸が巻いてあるリール980円をゲットし、更にボラの引っかけ針と飛ばし浮きを買って、家に帰還しました。

で作ったのがコレです。結局このカモキャッチャーは使うコトもなくシーズンの終了を迎えました(泣)

次の年、他県にも狩猟登録をした豆鉄砲なんですが、コレはダックハンティングクラブのまことさんが
「来ればカモ獲らせてやるしガハハ〜」と言う心強いお誘いを受けたからなんですが、ココで1つ問題が・・・
「来るなら、絶対ウェーダーは必要だし、買ってね〜安いし(笑)」
オイオイ、ウェーダー要るのかよ!ってな訳で、お得意の海外通販で迷彩のウェーダーを手に入れました。
このウェーダー、ネオプレンで出来ていて、保温性はバツグンです。
そんなこんなで遠征地でハンティングをしてる時に素晴らしいカモキャッチャーを目撃しました。
ソレがコレこんなの(コレは実際に豆鉄砲が使ってるカモキャッチャーです)


早速、欲しい〜!って思ったんですが、値段を聞くと2000円程度したと思います。
そんな訳で、さっさと諦めて、再び釣り道具屋に向かいますと・・・ありましたよ、カモキャッチャーに使える針が!
使えると言うか、まんまカモキャッチャーの針だったりしますが・・・(笑)
コレはナニかと言えば、カワハギ釣りに使う引っかけ針です。お値段も、確か780円ぐらいでした。
ただ、そのままでは使えないので、ちょいと改造して使ってます。
改造と言っても、浮きを付けるだけですがね・・・(笑)
実際に何度もカモを回収してますが、その鋭い針で確実にカモを引っ掛けてくれます。
ただコレには欠点も有って、竿が短いんで、カモキャッチャーの飛距離は30m程度です、もっと長い竿を使えば飛距離も延びますが
携帯性が問題になりますんで、微妙なトコですね〜。まぁ〜飛距離の足りない分はウェーダーを着込んで、水の中に入ってカモキャッチャー
を使うってコトで・・・当初と言ってるコトが違うじゃん!(笑)

カモキャッチャーの使い方番外編
遠征地でダックハンティングクラブのまことさんと一緒に何度か協猟したことは猟日記に書いてますが、
その時にデコイ猟なるモノをする機会がありました。
これまで、デコイ猟ってのは、ウェーダーを着込んで、水の中に入ってデコイをセッティングすると思ってたんですが、
さすがはダックハンティングクラブのまことさんです、そのセッティング方法からして豪快です。
まことさんは、デコイ猟をする池に着くと、池にデコイをぶん投げていきます、その数、実に1ダース・・・(笑)
(実際のトコはぶん投げてると言うより、捨てているって感じ・・・)
こんな方法でイイのかとダックのまことさんに聞くと
「うん?大丈夫!」
ホントかどうかは本人のみぞ知るトコですが、本人がそう言ってる以上、そうなんでしょう・・・(笑)
で、デコイ猟も不調に終わって、デコイを回収する段取りになって、豆鉄砲はてっきりまことさんがウェーダー
を着込んで、回収に向かうと思ったんですが・・・
「豆〜、カモキャッチャー持ってたよな〜、貸して〜(笑)」
最初は何のコトかサッパリでしたが、そんな豆鉄砲を尻目にまことさんはカモキャッチャーを使って、デコイをどんどん
回収していきます。
豆鉄砲 「コレってアリ?」
まこと 「そりゃ、アリでしょ〜(笑)」
こんな使い方もカモキャッチャーにはアリなんですね〜(笑)



ここまでのまとめ

カモキャッチャーは、人によって色々な作り方があるみたいです、ただ、カモキャッチャーってのは
カモを撃って、回収する時に使う訳でして、カモキャッチャーを作ったり、買ったりする前にカモの猟場
を見つけるコトが先決かも・・・(笑)