クリーニング用品
以前このHPで取り上げましたが、エアライフルには掃除は不要!と言う説と掃除は必要!と言う2つの説が存在します。
果たして、ドッチが正しいのか・・・もう、これは実際に試すしか有りません。
実は、前回書きました、笠取射撃場でパンパン撃ったんですが、どうにも弾痕がバラバラなんですよ・・・(汗)
もう、独立弾痕の嵐です、だって30mレンジなんで、以前行った土岐よりもグルーピングはイイはずなんですが、も〜メタメタなんですよ・・・
しかもココ(笠取)は室内なんで風とかの影響も無いわけで、そうなると原因は銃かオイラの腕って訳なんでが、オイラの腕って
言ってもサンドバックを使用しての射撃なんで、腕なんてほとんど関係無い訳で、そうなると原因は銃しか有りません。
う〜ん、そうだ、銃が悪い!銃が原因ぢゃ〜!バレルを掃除するんぢゃ〜!・・・てな訳でクリーニング用品を物色しました。
 
クリーニング用品色々
そんな訳で、どのクリーニング用品がイイのか、いつもの通りネットで情報を集めますと・・・大体のパターンが解りました。
1.クリーニングペレット
これはフェルトを弾のサイズに切り抜いたペレットで、装填して一発うてばクリーニングは終了!っていうモノなんですが、
果たして、フェルトでバレルに蓄積した鉛が取れるのか・・・ちょいと疑問ですが、とあるHPでは効果アリってなってます。
2.ブラシ
これは金属製のブラシをロッドかワイヤーに付けてバレル内を通すモノなんですが、ちょいと問題も有りまして、ロッドの場合
サイズが合ってなかったり、金属製のムキ身のロッドによって、バレルがキズ付く恐れがあります。 また、ワイヤーを使って
バレルを通す方式だと、S410などのプレチャージの場合、バレルを分解する必要があるんですよ、なんてったって、装弾口
からブラシを入れるコトが不可能なんです、狭すぎて・・・、その他ロッド式の場合でもバレルを分解せんコトには装弾口からロッド
を通すコトはムリなんですね〜どうしよう・・・(汗)
3.ボアスネーク
コレは以前から欲しいな〜と思っていたクリーニング用品です。なんでも一回バレルに通すだけで、パッチ160回分に相当するトカ(笑)
しかも、ブラシ付なんで、ロッド式みたいに、バレルに傷を付けるコトも無いでしょう〜、コレに決定です(笑)
※この時点で豆鉄砲の持ったボアスネークのイメージは、紐で出来ていて、肝心のブラシの部分は、紐の部分に細いワイヤー状のブラシを
巻きつけて構成してあると思ってました・・・こんな勝手なイメージによって後でエライ目に会います、いつものコトですが・・・(笑)
 
ボアスネークを求めて・・・
猟期が終わった後、銃からエアー漏れがしていたので、修理に出すついでに、いつもの鉄砲屋に行ってボアスネークを注文しました。
豆鉄砲 :豆 店員 :店
店内には、一応12Gとかに対応するボアスネークがあったんで聞いてみると・・・
豆「このボアスネークの5.5mmのないの?」
店「どうでしょうかね〜?一応、問い合わせてみます」
豆「じゃあ、もし有ったら取り寄せてください」
店「解りました」
豆「無かったら無いで別にイイんで・・・連絡も不要ですし・・・」
店「解りました」
こんな会話をして約2ヶ月・・・全くの音信普通・・・(笑)
そんな訳で、いつもの海外からの個人輸入で取り寄せるコトに、お値段は日本円で1000円程度でしたね〜、
ただし、送料が2000円程かかりましたが・・・(泣)
 
ボアスネーク
さて、待ちに待ったボアスネークの到着です、早速見てみますと、こんな感じ



バレルに通す為のガイド代わりの細い紐と、太い本体の部分から構成されています。細い紐の先端には、錘が付いています。
 
先端部分の錘の長さではS410の装弾口から入らないんで、早速サイズを合わせてカットします



ホントはリューターでチュイ〜ンと3秒で切る予定がリューターが見つからないんで、ヤスリでゴ〜リ、ゴ〜リとカットしました(泣)
 
さて、肝心のブラシ部分を見てみると・・・コレ



あの〜思いっきり硬い芯があるんですが・・・(汗)
ブラシの長さは1.5cmぐらいですね〜コレが2コ付いてます。 画像の2ヶ所ある、くびれた部分がブラシです。
一応、セオリー通りに装弾口からボアスネークを通しましたが、このブラシ部分が長すぎて、どうにもバレルに
通すコトは不可能でした・・・(泣)
 
最終手段
仕方無いんで、セオリーも無視して、銃口からボアスネークを通すコトにします。S410の場合、シュラウドがあるんで、一発でバレルに、
ボアスネークを通すのは難しいですが、バレルを垂直に立てて、何度か上下すると、素直に通ります。
錘の付いた先端は素直に装弾口から出てきましたんで、それを引っ張ると・・・結構素直に引けます、S410もそうですが、今流行りの
プレチャージに使われているワルサーバレルは先端部分が絞られてると聞いていたので、てっきりその部分を通すのが大変と思ってましたが、
素直に通ります・・・で、そのままボアスネークを引っ張ると・・・ブラシ部分が装弾口から10cm辺りに差し掛かる辺りで、引っ張ろうがナニ
をしようが、全然動きません・・・(汗)なんで・・・?(泣)
 
仕方無いんで、一度ボアスネークを抜いて、再チャレンジです。 今度も同じように装弾口の部分から10cm辺りにブラシ部分が
差し掛かると、ボアスネークは動きません・・・(汗)
もう、覚悟を決めました、ボアスネークが切れようがナニが起ころうが関係ないです、渾身の力を込めてボアスネークを引っ張ります!
すると、僅か数cmですが、ボアスネークが動きました!しかし、その後はいくら引っ張ってもダメです。
再びボアスネークを抜いて、また同じコトを何度が繰り返すと、3回目辺りで、なんとかブラシ部分の先端が装弾口から出てきました。
銃口側からボアスネークを通しても、結局はブラシ部分を装弾口から出すのは不可能なので、そのままリバースします
そんな訳で、この後、同じ作業を3度ほど繰り返してクリーニングを終了しました。
本来のボアスネークの使い方であれば、先端部分のブラシが鉛を掻き落とし、その跡に続く部分で鉛のカスを銃口に運ぶのでしょうが、
豆鉄砲やった方法ではソレが難しいと思いますし、バレルの中に鉛のカスが残っててもイヤなんで、空撃ちを何度か行いました。
コレでバレル内に残った鉛のカスが吹き飛ぶがどうかは不明です。
 
ここまでのまとめ

その後は、今までと比べると、結構簡単に引っ張れましたが、やはり同じ場所辺りから引っ張るのが大変です。
やっぱ、この辺りに鉛がへばり付いているのでしょうか?
それと説明書には(英語ですが)ボアスネークがスタックする場合はソルベントでも使え〜!って有ります。
今回は完全にドライでなんとかクリーニングが゛出来ましたが、場合によっては難しいかも知れません。
さて、気になる結果ですが、次回にご期待下さい・・・引っ張るよ〜(笑)